【紫外線って実は目が一番危険!!?】知っておきたい紫外線の影響と対策!!

皆さんこんにちは、連日ドイツでも天気がいい日が続いており、既に25度越えに弱音を吐いているMatsukenです。

ここ最近の日本でも、記録的な気温を更新続けており、おそらく今年の夏も猛暑になること間違いなしでしょう…( ;∀;)

ドイツに関しては日中は暑いものの、朝晩は少しは涼しいので(※ドイツ一般家庭のほとんどに冷房機がありませんが、扇風機だけで乗り越えられるレベル)何とか過ごせますが、日本の方々は1日中あの「ジメジメ」とした湿気と「ギラギラ」とした暑さの中で過ごされているので、本当に頭が下がる思いです。

夏と言えば、日中は暑さに加え、強い紫外線がジワジワと私たちの身体を蝕んでいき、熱中症の予防、紫外線の対策について注意喚起が毎年のようにされています。

今回取り上げるのは、紫外線対策をする上で意外と落とし穴のある部分です。

目が紫外線によってどのような危険があるのか、またどのように保護すべきか

ざっくりと知っておきたいことについて今回簡単にまとめてシェアしていきます。

皆さんは、紫外線が危険だといういう事は周知だと思います。もちろん日光を浴びること自体が悪い事ではなく、「ビタミンD」生成によって骨を強くしたり、脳内神経物質の1つである「セロトニン」が分泌され、うつ病の予防・改善にも効果があると言われています。

しかし、日光の光線、UV=Ultra Violet(←何かの技の名前みたいで響きがカッコイイこの光)は、皮膚癌の主な危険因子の1つで、生涯でこのUVを身体に積み重ねれば積み重ねるほど、後に皮膚癌が発生する可能性も高くなります。

紫外線は特に目の周りが危険!?

皮膚がんの予防や美白の為に皆さんは日焼け止めクリームを身体に丁寧に塗ると思いますが、実は目の周りに対してケアする人は意外と少ないように思われます。

目の周りは露出が多く、※皮下組織がない分、まぶたの周囲の皮膚も非常に薄く傷付きやすいのです。そこの露出部分がUVに長くそして強くさらされると、保護メカニズムが機能しなくなり、とても危険な状態になります。そして、ほとんどの人が他の肌の部分より、この目の周りにクリームを塗ることをあまり重要視していないのが現状ではないでしょうか。

※「皮下組織」=肌の3構造の内、もっとも内側にある組織で「表皮」「真皮」を支えているもの。

人の目には部分的に赤外線を知覚できますが、紫外線自体を見たり知覚したりすることはできません。よって「日焼け」「日光アレルギー」「皮膚癌」などが身体の損傷として露わになって初めて認識することになります。しかし、もうこの時点では危険に侵された後になっているのです。


 紫外線について簡単に 

UV-A放射

UV-Aは、中間の皮膚層に浸透して、シワたるみ等の老化の原因になっているんだ!

UV-B放射

UV-Bは、皮膚の外層のみに浸透して、日焼けを引き起こし、シミそばかすの原因に…そして、細胞の遺伝子構造を傷つけ、この損傷が修復できない場合、制御不能の細胞が増殖し、皮膚癌が発生する危険もあるんだ…


先ほども述べたように、多くの人が目の周りに対しての予防がしっかりできていない現状があります。目の周辺の日焼け予防として、日焼け止めクリーム、もしくはサングラスを着用するという方法が主ですが、サングラス着用の際も気を付けるべき落とし穴があります。

それは、【UV保護があまりされていないサングラスです!!!

短時間外に出る場合など、比較的紫外線を多く浴びない場合は、もともと人間には紫外線を防ぐ機能が備わっているため、さほど問題にはなりませんが、やはり長時間外に出かける場合は、日焼け止めクリームやUV保護が備わったサングラスでケアすることをおすすめします。

長時間強い紫外線を浴びた目は、後に白内障角膜炎黄斑変性症(おうはんへんせいしょう)という視界がゆがんだり目が見えなくなったりする病気を引き起こす可能性があります。

目の健康のためにもサングラスなどで紫外線から目を保護することは大切なことですが、レンズのUV保護が低いメガネの着用は、言うまでもなく多くの紫外線の影響を受けるので注意しなければいけません。

サングラス選びの基準

【色合いが濃い=保護が強いは間違い】

レンズの色が濃いからと言って決してUV保護が高いとは限りません。かえって、UV保護が低く暗い色のレンズを着用すると、生理反応の1つ『対光反射暗いところで目の瞳孔が自動的に大きく拡張する反応』で光を多く取り入れようとして、余計に紫外線の影響を受けることになりとても危険なのです。

それを防ぐために、サングラスを買う際は、UVカット率の高いメガネを購入するようにしましょう。購入の際は主に「紫外線透過率」に注目するといいでしょう。これはそのレンズがどれだけ紫外線を通すかを表した数値で、その数値が低いほどUV保護レンズとして優れているという事になります。

DSC_0361

左の図は、Matsukenが購入したサングラスの商品ラベルで、そこには「紫外線透過率 1.0%以下」と記載されています。これは「99%以上紫外線をカットする」ということです。

ここには記載されていませんが、他には「UV400」という表記のサングラスも同じく紫外線カット率の高いサングラスの目安になります。

インターネットで購入する際も記載されていることが多いですが、分からない場合は、着け心地や見栄えの相性の確認も含めて一度お店に足を運んでみてはいかがでしょうか?

このように、目を紫外線から保護する情報を少しでも知っていれば、特に大げさに警戒する必要もないですし、より安心して外で過ごすことができます。

最後に、ファッション性にもこだわりたいという方は、天気の状態や時間帯に分けてレンズの色を変えてみるのもUV保護をしつつ、同時にオシャレを楽しむことができます。

以前Matsukenは街中で「外が暗いのにも関わらず、暗い色合いのサングラスをばっちりキメ顔で着用している人」を見かけたことがありますが、視界大丈夫か!!?という違和感しかありませんでしたし、そもそもTPOに適していません…

そうならないためにも、サングラスのレンズ色選びの方法として、朝や日中など明るい時暗めのレンズ夕方や夜・曇りなど外が暗い時明るめ、もしくはクリアな色のレンズを選んでみてはいかがでしょうか?

c-edge.fashion

良いサングラスに出会いしっかりとUVケアもできれば、皆さんもきっと太陽の光にも負けずに輝く日々を過ごすことができるでしょう!!

今日も皆さんにとってステキな人生の1日になりますように!!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。