みなさんこんにちはMatsukenです
今日お話しするのはブログの題にもあるように、「第一印象の重要性」についてと、また相手に好印象を持ってもらえる方法についてお話します。
「第一印象」とは
物事に接して最初に得た印象
第一印象は、特に人間関係において、後にお互いの関係性がうまくいくか否かを決定付ける大切な要素になります。
心理学者のソロモン・アッシュは(画像:Wikipediaより)
【初頭効果】「最初に相手に与えた印象は、後の評価にも大きな影響を与える」ことを証明しました。
これは、もし第一印象で悪い印象を相手に与えてしまった場合、後にその人との関係性を築くのは難しくなると言われています。
自分をアピールすることの重要性
あなたは普段、初対面の相手でも直ぐに打ち解けて仲良くなったりすることはできますか?
Matsukenは、今でも超がつく「Mr.人見知り野郎」です。
それでも、僕が小さい頃に育った環境のおかげで、相手の心理波長に合わせて話すことができるのと、ある事を大切にしているので、初対面の相手でも悪い印象はあまり与えずに打ち解けることができます。
その「ある事」についてはこれからお話していきます。
話は戻りますが、
みなさんも自分自身本来の長所を初対面の相手に伝え、そしてできれば良い印象を与えたいと思うのではないでしょうか?
僕は昔ほどではないにしても、相手を不快に思わせないようにと、長所をアピールするどころか、一歩引いてしまう傾向があります。
自分で言うのもおかしいですが、
Matsukenの長所は、煮込み料理のように時間をかけることではじめて、
僕という味の「深み」が増していくものなのです!
とほざいてみました…笑
まあ…
そんなMatsukenも海外に行ってからは、自分の長所や意見を初対面の相手でも積極的にアピールしていく事に対する考え方がガラリと変わりました。
海外では「自分の長所をアピールしてなんぼ」の世界で、
逆にアピールしていかないと、相手が主導権を握りその人の意見を押し通されたり、アピールの場を簡単に奪われてしまい、アピールのチャンスすらもらえないことがあります…
例えそれが間違っていたとしても、意見をしなかったりアピールをしなければ、その場ではそれが正解になってしまったり、
自分という存在すら認識されずに終わってしまう、
なんてことになり兼ねないのです。
今現在Matsukenはドイツに住んでいて、他にも複数の国で生活したことがありますが、海外の人たちに関して言えば…
あらまあ、何てアピール上手なことでしょう。
「俺を見ろ!」「さあ、私を見なさい!」
「俺は、私は、ここにいるぞ!!」
ってな感じで、第一印象で自分の長所をガンガンにアピールするではありませんか!!
大げさに聞こえるかもしれませんが、普段の生活でも、「自分」という存在をちゃんと相手に強くアピールしている人が多く見受けられるのは事実です。(本人達にとっては無意識で当たり前にやっているのかもしれませんが…)
なのでMatsukenアンテナが拾いたくなくても、「This is MEEE!!!」電波を嫌でも受信してしまうのです。
これはもちろん欧米人に限ったことではなく、
同じアジア人の中国人や韓国人や他のアジア人の人たちを見ても、
日本人と比べたら、初対面でも相手に自分の長所を見せることに積極的な人が多いなあという印象を受けます。
それが相手にとって良いか悪いか関係なく、自分の考えや長所を表現し相手に自分という人を知ってもらうことに対して、遠慮する必要がどこにあるの?というようなスタンスでいるので、初対面でも自分らしさを出せる人が多いのかもしれません。
第一印象を良くする方法とは?
第一印象でちゃんと自分を表現することの大切さは分かったと思いますが、
しかし、アピールしたところで、それが相手にとって不快であれば結局嫌われてしまい、元も子もありません。
好んで嫌われようとする人はいないと思いますし、できれば、相手に良い印象を与えるに越したことはありません。
ここで二人のMatsukenの第一印象について例に挙げて見てみましょう。
Matsuken A
知的
イケメン
真面目
頑固
わがまま
意地悪
Matsuken B
意地悪
わがまま
頑固
真面目
イケメン
知的
みなさんはこの二人の第一印象はどのように感じましたか?
同じ短所はあるにしても、何となくAさんの方がBさんより良い印象を受けたのではないでしょうか?
逆にBさんは、最初に短所が大きく目立つため、
AさんとBさんはそれぞれ共通の要素を持っていても、相手に与える第一印象が全く違ってきます。
最初に相手が受けたこの第一印象は、【初頭効果】でも言ったように、その後のその人の印象を大きく決定づけてしまいます。
なので、初対面の相手や自分の長所を出す必要がある局面では、遠慮なく自分の持ち味や長所を出したり話した方がいいでしょう。
海外に比べて謙遜する姿勢が時には美徳とされる日本では、
一歩引いて謙遜する姿勢が好印象を受けることもあるかもしれません。
しかし、それでも
「私は本当に人と話すことが苦手で、優柔不断で、自主的に行動することができなくて…」
などと、相手にマイナスイメージばかり伝えてその印象を持たれてしまうと、
それが何年間もあなたの「イメージ」として定着してしまい、損をしてしまうことになります。
それでも、誰しも自分の長所をガンガンに相手に伝えることはできるとは限りません。
Matsukenも昔は、
「自分の長所はこれだ」
と、その長所を相手に自ら伝えたりアピールすることは得意ではありませんでしたし、
できることならば
「徐々に相手から自分の行動や性格を見て見つけていってください」
と、お願いしたいくらいでした。
しかし、もしあなたがその人に自分を見てほしい、自分を受け入れてほしいと望むのであれば、ちゃんとアピールしなければ、
見てくれるかどうかは相手次第ですし、第一印象が悪ければ見向きもしてくれない可能性があります。
それでは、謙遜し過ぎなくても、相手に好印象を与えるにはどうすればいいのでしょうか?
ここが本日のポイントです!!
それは「温かいイメージ」を相手に与えることができるかどうかです。
例えば、仕事がテキパキとできて、リーダーシップをとれる人でも、その人の印象が「冷たい人」というイメージが付いてしまっていると、大げさに言えば
「自己中心的で自分の評価のためにしか行動しない人」という何となく「接しにくい人」という印象を受けますが、
その人の印象が「温かい」人であれば、同じようにリーダーシップをとれる人でも、
「やっぱりあの人は凄い」「とても頼りがいのある人」という良い印象を受けると思います。
なので、自分の事をうまくアピールできない人であっても、
あまり難しく考えずに
「相手にとってどんな自分が温かいのか」を考えてみましょう。
「相手の立場になって気配りができる」
「相手の意見を最初から批判するのではなく、先ずは素直に受け入れる」
「些細な事にも感謝する姿勢」etc.
こういう
「人としての温かさ」を日頃から大切にし、それを初対面の相手にも丁寧に接していきましょう。
一度「温かい人」という第一印象を持ってもらえれば、その人はあなたに対して親近感を持つ可能性が大いにあります。
そして、「温かい人」のイメージを持たれていると、例え何か失敗したとしても
「愛嬌のあるヤツ」と逆に応援されたり、フォローされたりすることが結構あります。
なので、「人に対して温かい自分」が当たり前の自分になっていき、徐々にあなたの長所をアピールしていける自分になっていけたら、あなたはきっと
「第一印象のプリンス、もしくはプリンセス」
になり、多くの人から応援されたり協力される人になっていけるでしょう。
日本人の「人としての温かさ=思いやり」は、他の外国人の人たちと比べても「日本人の大きな長所」だとMatsukenは感じているので、
そこの部分は大切に、また、遠慮する必要はどこにもないので、初対面の人に対して積極的に思いやりを持って接していきましょう。
そんな「温かい人」がもっともっと増えていけば、日本も今以上にさらに素敵な国になっていき、いずれは世界中の人たちにその思いやりを分けて、人生がより豊かになっていく事を願っています。
今日は以上になります。
みなさん素敵な人生の一日をお過ごしください。