皆さんこんにちは、Matsukenです!
本日のテーマは「脂肪は本当に燃えているのか?」についてです。
僕は普段アスリートとして生活をしており、今までもこれからも生きていく上で常に付き添っていくであろう1つの要素、【脂肪】
この子(脂肪)に関しては、僕だけでなく、ダイエットや、体型維持・筋肉質な身体を目指す方々においても大事な要素だと思います。そしてこの子を自分から引き離し子離れしようと懸命に脂肪燃焼効果のあるトレーニングをされる方がほとんどだと思います(^-^;
数か月もしくは長い期間を見れば、結果的に体重が落ち、同時に脂肪量も減っていることに気づいたり実感したりできるかもしれませんが、
ただ脂肪が燃えているかどうかを毎回体感することは難しいですし、本当に子離れ(脂肪燃焼)できているだろうかと疑心や不安を持たれる方もいるのではないでしょうか?
このことは僕自身も以前気になっていたことでした。
脂肪ってどのように燃えてるのかな?
そもそも燃えているの?溶けているの?
それはどうやって実感するの?
なので、今回その疑問について超簡潔にまとめました!!
簡単に読めると思うので、良かったらお茶を一杯飲む感覚でよっていってください!
最初に結論から言うと
「脂肪は燃えています」
それではどのように脂肪が燃えているのかを認識することができるのかと言うと、皆さんが普段の生活で必ず毎日行っていること…そう!
「呼吸」
です。
僕たちの身体は脂肪を「燃焼」したあと、ほとんどを二酸化炭素として吐き出しているのです。
実際にNew South Wales大学の研究でも、体内に燃焼の代謝に似たプロセスがあることを発見し明らかにしています。
脂肪を構成する分子は、酸素(O²)と炭素(C)で、脂肪が燃焼されるとき、この2つが結合して二酸化炭素(CO²)が生成されます。これが血液を通って肺に送られ、そこから僕たちが普段している呼吸の過程で二酸化炭素が排出されます。
そして「燃焼された脂肪」の80%以上が呼吸で排出され、残りは水分として、汗、尿や便、涙として排出されます。
どうですか?とてもシンプルですが、脂肪燃焼を実感する1つの材料としては、とても分かりやすいですね。
もちろん身体の中は覗けないので、根本的なところを見ることはできませんし、脂肪燃焼の過程を説明するには科学的・生物学的な要素があり複雑で長くなるので省きますが、「呼吸」は脂肪燃焼として実感するには十分簡単で、かつ分かりやすい要素だと思います。
それに、脂肪燃焼には有酸素運動が良いと言われている根拠にもつながっていることが分かります。
なぜかというと、激しすぎないランニングや運動など脂肪燃焼に効果的な有酸素運動では多くの酸素を取り入れる必要があり、呼吸の過程で酸素を取り入れることに加え、必ず二酸化炭素も排出しているからです。
つまり、呼吸の過程の中に脂肪燃焼によって生成された二酸化炭素が体内から排出されているということです。
そう!それこそ体内に蓄えられた我が子が旅立っていく瞬間であり、子離れする瞬間なのです。
知っておきたいポイント
有酸素運動 | 無酸素運動 |
---|---|
【脂肪燃焼】 | 【基礎代謝向上】 |
比較的に弱い力で持続的な運動では、体内に蓄えられている体脂肪を燃焼させてエネルギーとして使用する。燃焼には酸素が必要不可欠で、長い時間での運動(約20分以上)を続けると脂肪燃焼効果が期待できる。 | 比較的強い力での運動では、筋肉に貯蓄されているグリコーゲン(糖質)を主にエネルギーとして使用する。酸素を多く必要としない為、短時間しか運動はできないが、筋肉を鍛えることができる。 |
ウォーキング、心地よいと感じる程度のランニング・水泳etc. | 強度の強い筋力トレーニング 短距離走etc. |
ポイントとしてはどちらか一方ではなく、有酸素運動も無酸素運動も両方取り入れることで、効率的かつ持続的に痩せやすい体質をつくります。
筋力トレーニングで筋肉量を増やし、酸素の供給量を向上させエネルギー消費量をより多くさせます。そうすることで、基礎代謝量が上がり、寝ている時、運動以外の時間などでもより少しでも多く脂肪を燃焼させることができ、痩せやすい体質をつくります。
ランニングの途中で、ある程度強い強度のスクワットや、腕立て、腹筋を取り入れまた走る…こういった有酸素と無酸素を組み合わせた「サーキットトレーニング」を取り入れると、一回のトレーニング当たりの脂肪燃焼がより効率的に機能するでしょう。
以上、皆さんも今日から呼吸している時に「今脂肪が燃焼しているんだな」と実感しながらウキウキと運動し、日常生活を送っていきましょう。
あっ!もちろんそれだけでなく、食べるものも意識して過ごしていきましょう!
それではまた次回お会いできることを楽しみにしています!