コロナウイルスによって、【人間という生き者】について考えさせられた件

皆さんこんにちは。

この記事は、現在全世界で流行真っ只中の「新型コロナウイルス」の件で、ドイツに住むMatsukenが今日体験した出来事について書いています。

今通りかかったそこのステキなあなた

つまらないと思いますが、少し立ち寄っていきませんか?

「仕方ね~な~付き合ってやるよ」というそこの優しいあなた!

↓ ↓ ちょっくら見てらっしゃい↓ ↓

2020年3月20日現在、日本では

「100日後に死ぬワニ」

が大反響の中で、

マヤ暦では

「地球消滅」

がこの日に予言されていた中で、

こちらドイツでは、

昨日、ドイツ全体で一万人越えの 「新型コロナウイルス」 の感染者が確認され、連日ニュースや新聞そして駅の電光掲示板では常に「新型コロナウイルス」の話題になっています…

Matsukenがチェックしているアプリのニュース項目のほとんどが

Corona-Virus

の記事で埋まっています。

しかしこのおかげで、こういう記事に関する用語・単語に関しては、

嫌でも覚えることができた事に、ある意味「得」を感じた今日この頃です…(笑)

ただ実際には、Matsukenもこの状況にはもううんざりしてきているのは事実です。

というのも、街中ではコロナウイルスが発生する前と後では、アジア人に対する見方・接し方は確実に変わりましたし、

公共施設・飲食店に行けば、明らかにコロナウイルスを持っているという見方をされ敬遠されているのが目に見て分かるからです。

しかし、そのような

同じドイツ人やヨーロッパ人なら大丈夫

というくだらない偏見こそが、

国外から帰国した人から知らずの内にウイルスをもらい、感染を急速に広げている大きな要因の一つである事に早く気づいてくれ!!

どこの人種だからと安易な見方は、自分の価値を下げるだけでなく、

物事の本質や本当の自分自身を見失う一番厄介で危険なウイルス

であること。

周りの変な情報に流されるのではなく、

自分の身は自分で守りましょう!

結局、ドイツでは感染拡大を防ぐために、入国制限・国境管理を厳しくする措置をとり、また日常生活でも多くの制限が設けられ、いよいよ大ごとになってきたなと認識し始めたころです。(いや、遅いよ…)

 
閉鎖対象施設
○バー,ナイトクラブ,ディスコ,酒場,その他類似の施設。
○劇場,オペラ座,コンサートハウス,博物館,その他類似の施設。
○見本市,展示,映画館,公園,体育館,宝くじ売り場,その他類似の施設。
○売春宿,その他類似の施設。
○(公共,民間を問わず)スポーツ関連施設,プール,フィットネススタジオ,その他類似の施設。
○アウトレットセンター,その他類似の施設。
○子供の遊び場。
禁止行為
○サークル,スポーツ施設,レジャー施設における会合,市民学校,音楽学校,その他学校以外の教育施設(公共・民間を問わない)の施設の利用,バスによる旅行ツアー。
○教会,モスク,シナゴーグ,その他の宗教施設における会合。

そして、スポーツ馬鹿な僕にとっては、ジムやプールを閉鎖されたのは痛い…が別にそれは注射の針程度です。(意外と痛い…苦笑)

だがその程度で落ち込むようなMatsukenではありませんよ皆さん!

出来ないのであれば、自分で生み出して新しい事を考えて楽しめばいい!

というスタンスで、

今では誰も使用しないマンションの階段で、夜な夜なトレーニングウェアを着て「シャカシャカ」と不審な音を鳴らしながら走っています…(笑)

住人にとっては、もしかしたら階段付近で何か不審なヤツが行ったり来たりしていると恐怖で怯えているかもしれませんね…(^-^;

犯人は今読んでいるあなたと僕だけの秘密です…(*ノωノ)ナイショ

ただ今日、さすがのMatsukenも怒りが込み上げてきた体験をしました。


それは今日昼頃、オーガニック専門のスーパーに行った帰りに、家の近くのドイツ大手スーパーREWEに行ったときの話です。

そこのお店に入って買い物をする前に、

オーガニックスーパーで買ったモノを入れた買い物袋をレジで預けようとした時、

そこにはレジを担当していた店員のおばちゃん≪仮マーベラと、

その真横で話していたもう一人

のおばちゃん≪仮マーガリンがいました。

Matsukenはレジを担当してたマーベラに、買い物袋を預かってもらえないか尋ねたところ、

マーベラは快く受け入れてくれ、僕はレジエリア内のカゴに買い物袋を預けようとしました…

その時マーベラの横にいたマーガリンが突然!!

(ここからはマーガリンMatsukenのやり取りをどうぞ)


近づかないで!!!私から2メートル空けて!!

分かりました。じゃあ、そこにいたら買い物袋を置けないのでどいてもらえますか?

今ドイツでの決まりで、人との距離を1.5メートル以上空けなければならないのよ!

それは知っていますが、そこをどいてもらえないと僕の荷物を置けないのですが…
ちなみに言わせて頂きますが、今あなたとマーベラは1メートル以内に接近していますが、あなたはその方と距離を取る必要はないんですか?

私は彼女の事をちゃんと知っているから問題ないわ

(は?)←心の声

あなたのその考えはおかしくないですか!!?

マーベラは今レジを担当して多くの人と接触をしていて、僕よりも彼女の方が感染してるリスクが高いかもしれませんよね?


彼女と知り合いなのかもしれませんが、ウイルスを持っているかどうかは、目に見えませんしあなたには分かりませんよね?

あなたがあなたを注意するべきではありませんか!!?

…み、見えるわけないじゃない!何を言ってるの?

あなたが何を言っているんですか?
この状況を理解できていますか?

あなたが僕にしたのは注意じゃなく、ただの差別発言だということです。

理解ができたなら謝罪はいらないので、そこをどいてもらえますか?

マーガリン:両手を肩の前に上げて(犯人が警察の前で両手をあげる感じ)、汚いものに触れないようにという態度でその場を去ろうとする。

(その態度に怒りを通り越して呆れながら)
今すぐ手と口を清潔に洗って、あなたの様な人がウイルスをまき散らさないことを願っています。
健康をお祈りしています!!!


と言い残しました。

その後マーベラが、

ごめんね、今のは彼女が確実に悪いし、知人として私から謝るわ…

と言ってくれ、

近くにいたお客さんも、

「君の言ったことは正しいよ」

と気遣いの言葉を言ってくれました。

他のお客さんもおそらく気分を害されたと思いますし、僕自身はマーガリンの差別言動に対して何とも言えないモヤモヤした気持ちを抱き、買い物中はず~っと、さらにイライラが込み上げていました。

Matsukenがこれまで海外生活してきた中で、今回の件が実際に受けた初めての差別でした。

世の中にはそういう人が必ずいると割り切って分かっていたつもりでしたが、被害者になったことで改めて差別する人ついて考えるきっかけとなり、今回ブログでシェアすることにしてみました。

世界中で消えることがないであろう『いじめや差別』において、いじめられる側にも原因があるとか言う意見も少なからず耳にしますが、

いじめる方が100%悪いに決まってるだろっ!!!!

とMatsukenは訴えます!!!!

人は誰もが加害者にも被害者にもなりうると思います。

僕自身も小学生くらいの頃、自分ではいじめだと思っていなくても、相手が傷付いたという事実を知って、知らないうちに加害者になっていたという経験がありました。

逆に自由気ままな性格だった自分の行動が他人にとっては気に食わず、直接的な攻撃ではなく、陰でこそこそと嫌がらせをされるタイプのいじめを受けたこともありました。

ただこれだけ間違いなく言えることは、

もし、いじめられる側に原因があったとしても、

それをいじめという形でしか表現出来ない

いじめるやつ=弱虫」の方が断然問題だということです!!!

ただ今回の件で改めて考えさせられたことは、

世の中の『弱虫』に何かを言って、いじめをやめるようにこちら側がコントロールしようとしても、

やめるかやめないかは、本人の意思次第によるものなので、

あなたがもし行動を起こして注意できたとしても、あなたが『弱虫』自身の行動を操ることは残念ながらできません。

それは相手が「いじめはダメだ」と気づき認識する必要があるからです。

なのでもし、あなたが勇敢に行動ができたのであれば、その行動を続けること、それを共感してくれる人達と闘う事、

それができれば、次のステップは簡単で、

弱虫』のやる事を無視して、世の中にはまだまだあなたが知らない美しい部分、素晴らしい世界があり、そこに視点を向けて強く生きていくんです。

その方があなたの人生をより豊かにしますし、断然価値のある生き方です。

毎日頑張ってるあなたの所には、必ずあなたの味方になってくれるステキな人が現れます。

いじめや差別が無くなればなと他力本願するのではなく、あなた自身がいじめや差別から立ち向かうか、もしくは逃げ切る強い勇気を持って、他人の人生ではなく、一度きりのあなた自身のステキな人生を歩んでいってほしいです。

今回の体験を機に、このメッセージが一人でもいじめや差別と闘っているあなたに届くようにとMatsukenは願いを込めて書きました。

弱虫のせいであなたが悩んだり、ましては命を絶つ必要なんて全くありません!!!!

世界の汚いモノに負けないで、もっと美しい世界をみましょう!

今回は以上になりますが、ここまで長々と読んで頂きありがとうございました。

また気軽に遊びに来てくださいね♪

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