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みなさんこんにちはMatsukenです
今日シェアするのは、みなさんが普段よく口にするもの、もしくは買い物でよく買うと思われる食品で、僕が普段の生活で食べなくなったものや、あまり口にしない(なるべく避けている)食品についてです。
健康に気をつけたり、身体づくりのためにカロリー面や摂取する食事に気を付けている人は多いかもしれませんが、
それだけではなく、やはり栄養面までしっかりと認識して知っておくことで、あなたが摂取する食事の質が断然良くなり、それが健康的な身体づくりに大きく貢献します。
知っていて損はないと思いますし、食品自体代替えができるものも多いので、良ければ流し読みで簡単にさっと覗いていってみてください。
なるべく避けるべき5つの食品とは
1.白米
何と初っ端なから「米」ときましたね!!
日本人なら誰もが口にする、サッカーなら確実にベスト11にノミネートされるであろう食事界の日本代表。
ただこのお米には栄養面的に見ると少し厄介者!
最初に述べておきたいのは、あくまで「白米」に関してです。
お米は本来、下記の図でも見てもらうと分かる通り、一番外側の籾殻(もみがら)を含めたもので構成されています。
たいていこの一番外側にある籾殻は硬いため取り除かれます。
そしてその籾殻を取り除いた後に出てくる糠層(ぬかそう)で覆われたお米が「玄米」で、
糠層のうち、外側から「果皮」「種皮」「糊粉層(こふんそう)」に覆われた部分には、多くのビタミン・ミネラル、食物繊維、デトックス効果のあるフィチン(体内に取り込むとことで、フィチン酸とミネラルに分解される)が含まれています。
よって玄米を食べることには多くのメリットがある訳ですが、残念ながら白米はこの豊富な栄養が含まれている糠層が取り除かれしまわれており、ほとんど炭水化物しか含まれていない「胚乳=白米」を、普段多くの日本人が口にしているのです。
この事実を大げさに言い換えるならば、「栄養のない炭水化物であなたは満たされている」と言ったところでしょうか…
大量の白米を毎日主食としていると、糖尿病の発症リスクを大きく上げてしまいます。
なので、お米を食べたいときは、野菜や穀物などの食物繊維を含む食品と一緒に食べて、できるだけ血糖値の上昇を緩やかにする食事を心がけるか、
少し値段的に高いかもしれませんし、味も最初は白米に比べて違和感を感じるかもしれませんが、玄米に変えてみるのはいかがでしょうか?
それでも嫌だという方は最初はパーボイルドライス(少し薄黄色っぽい色のお米で、食物繊維はほとんど含まれていませんが、ビタミン・ミネラルは白米より含まれている)から試してみてもいいかもしれません。
2.インスタント系
インスタントと言ってもラーメンや焼きそばスープなど様々な商品がありますが、僕はどれも食べなくなりました。
インスタント食品は簡単に素早く作れて、長期的に保存ができ、味に関しては、またこいつがクセになるおいしさを持っており、バリエーションも豊富で魔法のような食品ですよね。
しかし、それらを形成している裏にはちゃんと化学的なものがある事を忘れてはいけません。
インスタント系に多く含まれる有害とされるものとは…例えば
・グルタミン酸ナトリウム
緑内障の原因と言われている化学調味料で、味に対して依存性を持ってしまったり、アレルギー反応を引き起こす原因にもなる物質
・炭酸カリウム・リン酸カリウム
胃の粘膜を損傷させる恐れがある
・カラメル色素
発がん性が含まれる物質の1つ
製品によってはまだまだ他にもありますが、これらの他にインスタント系で大きな問題と言えるのはズバリ!!!
「高塩分」です。
インスタントラーメンで例えると、塩分量は平均で5g~6gといったところです。
この量は大人の一日の目標食塩摂取量5g未満(WHO/世界保健機関)を一食でオーバーしてしまう量です。
特に小さい頃から、添加物と食塩(ナトリウム)で作られた濃厚な味のインスタント食品を普段から多く取り入れてしまうと、高塩分の食事に慣れていまい、味覚が麻痺していき、ますます濃厚なものを選んでしまうことになり、高血圧やガンの原因に繋がることになってしまいます。
毎日食べるという事はおすすめできませんが、たまには手抜きで簡単に済ませたい時もあると思います。
そんな時は、無添加のもの(化学調味料不使用)を選んだり、野菜などの具材を加えて調理するなど工夫をしてみましょう。
3.白い小麦粉製品
小麦粉といえば白米と2トップに肩を並べ、普段日本人も多く摂取し、たくさんの料理に使用されるものですよね。
しかし、白米と同じように白い小麦粉は製品になるまでに、本来の小麦茶色から磨きに磨かれキレイな粉雪に変身するのです。
つまり何が言いたいかというと、必要な栄養素はほとんど削ぎ落とされているということです。
またこのような精製された小麦粉には、健康上の欠点が多くあります。
小麦粉がメインで作られている食べ物と言えば、パン、うどん・ラーメンの麺、お好み焼き、ケーキ、スナック菓子等、僕たちが普段口にするモノの中に様々存在します。
これらの多くは、例えるなら「栄養魔人三銃士」ともいえるトリオで、カロリー、脂肪、糖質が多く含まれ、白米と同様栄養価がほとんどなく一時的満腹だけを満たしてくれる食べものです。
分かります!!これらを食べた時、お腹も心も最高に満たされることを。
でも現実から目を背けてはダメです!!!
小麦粉には、たんぱく質の一つである「グリアジン+グルテニン=グルテン」が含まれています。
摂取したこのグルテンが免疫系を刺激し、それによってある抗体が産生されて、その抗体によって小腸粘膜が損傷してしまうことがあります。(例:セリアック病)
僕たちは普段よく口にしているので、小麦が原因と気づかず、
疲れやすかったり、いつもなにか体がだるい、変に胃もたれがしたり下痢になる事が多い、常に鼻詰まり、お腹が張っている感じがあるなど、
慢性的に体調がすぐれないのも、もしかしたら小麦が原因の一つである可能性があります。(グルテン不耐症・過敏性腸症候群の可能性)
有名なスポーツ選手を例に挙げると、4大大会の全ての優勝経験があり、常に世界ランキングトップに君臨するテニスプレーヤーの
「ノバク・ジョコビッチ選手」
も、以前はグルテン不耐性に悩まされていましたが、そこからグルテンフリーの食事に切り替えて身体のコンディションが良くなった事を、彼が出版した本の中にも記載されていました。
Matsukenは25歳の頃、そのジョコビッチ先生の本に感化され、3か月間完全グルテン抜きの食事制限をしたことがあります。
まあ始めて1、2週間が、これまた凄~く大変でした…
何が大変だったかというと、グルテンフリーの食品探しです。
小麦粉が含まれていない食品ないじゃん!!!ってなりましたね(笑)
スーパーやコンビニで買い物をする際、加工された食材、醤油やソースなどの調味料の裏に記載されている表示には、ほとんど小麦粉が含まれています。
外食なんてしたら、サラダ(ドレッシング抜き)以外ほとんどのものがグルテンが含まれていて、何も食べることができませんでした…
そこからMatsukenは考え、自然食材だけで料理するようになり、当時、自称スイーツ系男子でしたが、
食後や間食デザートには、果物や砂糖・添加物なしのドライフルーツなどで代替えし、米粉でスイーツを作ったりもしていました。
確かに最初は大変でしたが、徐々に小麦が使用されていない食品を探したり、グルテンフリーレシピを考えるのが楽しくなり、
その上、1か月半を過ぎたころ、先ず感じたことは、鼻詰まりが完全になくなったことです。
これまで、夜寝ている時に鼻詰まりで息苦しくて何度も目が覚めることがありました。
しかし、グルテンフリー生活を始めてからは、鼻の穴が大きくなったかのように、鼻呼吸がとてもスムーズになり、睡眠だけでなく、激しいサッカーのトレーニングをしている時も、前より息が荒くならずに、疲れにくくなり、この短期間でここまで大きく変化を感じることができるとは思っていなかったので、とても衝撃と感動を身に染みて感じました。
そしてそれだけでなく、身体の見た目にも徐々に変化が出てきました。
それは、元々なかったはずのお腹周りの脂肪がさらに絞られ、終いには血管が顕著に見えてくるようになり変化していきました。
グルテンフリーの食事習慣はとても自身の身体、健康状態を知り、感じることができた大きなきっかけとなり、今でも日々食について考えるようになりました。
現在は、完全にグルテンフリーの食事をしているわけではありませんが、この経験を活かして、現在はなるべくグルテンを避けながらゆる~く摂取しています。
ここドイツでは、グルテンフリーの製品がスーパーやドラッグストアに多く置かれており、また分かりやすく「グルテンフリー(Gluten Frei)」と大抵表示されています。そして値段も日本で買うより断然安いものが多いです。
またグルテンアレルギーが発症しにくいと言われている、スペルト小麦(Dinkel)で作られている製品も多いので(味はほんの少しクセがあります)、どうしてもパンや麺類が食べたい時はそういうもので代替えをすることもできます。
みなさんも、最初はゆる~~~~くでいいので、グルテンフリーの製品を探してみたり、スペルト小麦の製品がどんなものか試したりと、小さなことから始めてみてはいかがでしょうか?
4.ジュース
みなさんは普段ジュースを飲まれますか?
日本では自動販売機が至る所にあり、喉が渇けば、いつでも甘い炭酸系ジュース、スポーツドリンク、野菜ジュースや100%ジュースなど、多種多様なドリンクを買うことができますよね。
しかし、みなさんはもう既にお気づきだと思われますが、これらの多くのジュースは、砂糖水と言っても過言ではありません。
例えば
コーラ500㎖には砂糖が
56.5g!!
角砂糖(1個3.5gとして)で言うなら約16~17個分
ピンとこないかもしれませんが、計量するとこれくらいです。
※家に水とココナッツウォーターしかなかったので、この写真だと分かりにくいかもしれませんが、参考までに!!
話は戻りますが、とにかく他のジュースにおいても
スポーツドリンク【500㎖=約30g】
いろはす(フレーバーあり)【555㎖=約20g】
100%オレンジジュース【200㎖=約20g】
野菜ジュース【200㎖=約15~20g】
とざっくりこんな感じです…(笑いが出てきます)
WHO (世界保健機関)が定める1日の砂糖摂取量の目安(2015年3月)で換算すると、
約25gです(子どもだと約20g)。
コーラを一日1本飲んでしまえば2日分以上の糖分を摂取していることになります…。
それを毎日続けていると、確実に糖尿病になるリスクが高まります。
夏場は喉が渇いて、冷たいジュースをがぶ飲みしたいという気持ちは凄~く分かります。
しかし、精製された白砂糖が一気に体の中に摂取されると、糖質を多く含むものであればあるほど、血糖値が急激に上昇してしまいます。
この時体内では、膵臓が過剰反応を起こして、血糖値を下げるために大量のインスリンを分泌し、大量に分泌されたインスリンによって、逆に血糖値は急激に低下していきます(低血糖症)。
こうなると、急に眠気が襲ってきたり、身体がだるく感じたり、スポーツであればエネルギー切れになり、パフォーマンスの低下にもつながったりします。
また体づくりの面から言うと、摂取した糖質は体内でブドウ糖に変わりますが、体内では必要な分だけしかエネルギーになりません。
なので一気に取り過ぎるほど血糖値が急激に上昇し、それを下げるためにインスリンが過剰分泌され、結果的に取り過ぎたブドウ糖は中性脂肪に変わり体内の脂肪細胞にため込まれやすくなります。
つまり太る原因は脂質だけではなく、炭水化物にも視点をおかなければいけないという事です!!
100%ジュースに関しても、飲むこと自体が悪いわけではありませんが、
濃縮還元100%ジュースでは、ビタミンや酵素の補給は難しいということを覚えておいてください。
生の野菜や果物の方が食物繊維もそのまま摂取できるので、できれば市販のものではなく自分で調理して食べることをおすすめします。
そしてもし市販のものを飲むのであれば、柑橘系の100%ジュースで、あくまで補助飲料として飲み、がぶ飲みするのは控えましょう。
5.アイス製品
アイスクリームはこの夏の時期、暑さをしのぐために欠かせない食べ物ではないでしょうか?
ドイツはいまいち魅力的なアイス製品がありません(笑)
それに比べて日本は凄い種類の美味しいアイス製品があり、新発売製品もよく見かけますよね。
凄いぞニッポン!!!
ただ、Matsukenはここ5年くらい、アイスは年に1度食べるかどうかといったところで、ほとんど食べなくなりました。
その理由の一つは、4つ目に述べたので多くは書きませんが、砂糖が多く含まれているからに過ぎません。
またアイスによっては、脂質も多く含まれている製品が多いことから、
美味しいことは認めざるを得ないですが、
残念ながら確実にあなたのお腹の脂肪を豊かにしてくれることでしょう。
そうは言っても夏場は絶対に食べたいと思う人もいると思いますし、日本に住んでいれば、コンビニやスーパーで必ず見かける『氷の宝石箱』を誰が開けずにはいられますか?
だがそれでもやはりアイスには白砂糖がたっぷり含まれているので、健康面においては、デメリットの方が多いでしょう。
しかし、毎日でも食べたいけど健康面にも気を付けたいと思っているそこのあなた。
そんな時は、少し手間はかかりますが、自分で作るこが可能です。
これはMatsukenレシピなので、美味しいかは別ですが(笑)
でも普通のアイスを食べるよりかは、砂糖を使わずに低脂肪で作れるので、罪悪感も軽減して食べることができるので、ぜひトライしてみてください!!
用意するのは
これだけです。
作り方の動画はいつか作ろうかなと思いますが、いたって簡単です。
3ステップ
≪1≫ミキサーの中にバナナ、冷凍フルーツ(バナナの2倍の量くらい)、ココナッツミルク(フルーツたちの頭がぎりぎり出ているくらいまで)をボーンと入れる。
≪2≫スイッチON(フルーツの触感を残したいなら軽め、スーパードロドロにしたいなら長めに様子を観ながら)
≪3≫しっかり混ざったらトッピングを加えて冷凍用容器に移して冷やす→完成
アイスをすくうあの丸いスプーンがあればもあなたはもう、アイス屋の店長!!
もしくは、アイスキャンディー型の容器もAmazonや楽天市場でも安く売っていいるので、それを買うのもありですね。
用意ができたら、あとはアイスにかぶりついてください。
まあ、食べ過ぎはもちろんお腹を冷やしますし、一応糖質も含まれているのでほどほどに!
他にもいろいろとありますが、以上がMatsukenがなるべく避けている食品ワースト5の紹介でした。
それでは今日もあなたにとってステキな人生の一日になるようにお祈りしています。