こんにちは!ドイツは最近レストランやお店も再開し始め、さらに天気も好調なので、街中に人々が溢れています。COVID-19感染防止の規制で人々が街中からいなくなり静かだった方が意外と好きだったと感じている今日この頃のMatsukenです。
そんなMatsukenもなんだかんだ言って、先週街中にある再開し始めたステーキレストランに行ってきました( ;∀;)
現在Matsukenは、一応アスリートとして日々の生活を送っており、家で料理するときは7割近くが野菜や穀物などのベジタリアン中心の食事が主です。
でも「もちのろん」で肉も大・大・大好き♡
しかし、前々から疑問に思っていたことで、
『ベジタリアンと肉食主義者ってどっちがパフォーマンス発揮力が高いのか?』
今日はそれについて調べてみました。
ベジタリアンは肉を食べる人よりも弱いという偏見はよく耳にしますが、European Journal of Clinical Nutritionに掲載された新しい研究によると、ベジタリアン(このサイトの論文ではビーガンを対象)の食事がパフォーマンスに影響を与えるという証拠はなく、それどころか、肉食や雑食の人よりもいくつか優れた持久力を発揮したことが分かったそうです。
この研究で両グループは、身体のサイズ、体重、体脂肪率、筋肉量にそれほど違いはなかったようですが、「ベジタリアンは持久力に優れていたが、上半身の筋力は弱かった」という結果でした。
しかし、それでもベジタリアン(研究ではビーガンを指す)グループは、年齢を考慮に入れても、肉食グループよりも全身持久力の値が優れていたということです。
研究者たちは、この違いをどのように説明できるかはまだ分かっていませんが、答えは参加者の食事の様々な主要栄養素に関連している可能性があるといいます。“肉食グループは平均してより多くの脂肪とたんぱく質を摂取し”、それに比べて“ベジタリアンは多くの炭水化物を摂取”しました。
他の研究では、高炭水化物食が、炭水化物からエネルギーの一種であるグリコーゲンを筋肉により多く供給することにより、持久力を向上できることを示しています。
※気になる方は研究資料参照⇒https://www.mdpi.com/2072-6643/10/3/298
とは言っても、今日までベジタリアンvs肉食主義者の全身持久力と筋持久力を直接比較した研究データは少なく、上に述べた研究でも結果的に両者の有意差はさほど示されていませんでした。
ここでMatsukenの見解を述べると、
『食べたいものを食べる』
結局これに尽きます(^-^;
「食べたモノの積み重ねが自分を形成します」
今身体が何を欲しているのか自分自身の身体に尋ね、それをバランスよく工夫して食し、健康的に過ごしていける栄養を摂取できれば、ビーガンやベジタリアン、雑食や肉食主義だろうと、老若男女問わずみんな豊かに過ごしていけるでしょう。
結果、【ベジタリアンvs肉食主義者はどちらも強くなれる可能性を秘めている】です。
健康面に関しての研究はおそらくいくつかあると思うので、また改めて調べてみようと思います。
それではみなさんステキな食事をお楽しみください。