皆さんこんにちは、Matsukenです。
5月下旬になり、これからジメジメとした梅雨に入り、それが明けたと思えば、あの地獄のような猛暑に突入しますよね…(ノД`)・゜・。
Matsukenは夏の季節は大好きですが、夏のあのジメジメした暑さは大っ嫌いという、まあ何とも矛盾わがままなヤツなんです。
そんなMatsukenが今回テーマにしている「塩分」
夏の季節は大量の汗をかくので、水分と同時に、塩分などのミネラルを同時に摂取する必要があります。
※水分の重要性については他の記事にも書いているので、気になるという冒険好きの方はチェックしてみてくださいね( `ー´)ノ
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塩分は生存に不可欠ですが、摂取するモノや仕方によっては不健康になる場合もあります。
今日はその「塩」について触れていきますので、塩対応せずに少しの間Matsukenにお付き合いください(‘◇’)ゞ♪
塩は僕たちの体内の水分バランス、筋肉や神経細胞の働きの調整、代謝プロセスを活性化しますが、体内の塩分が多すぎると、血圧が上昇するだけでなく、心臓発作や脳卒中のリスクが高まります。
そして、「免疫システムも影響を受ける可能性
」があります。これについてドイツにあるボン大学の研究者は初めて実証することができました。この研究結果は「Science Translational Medicine」という専門誌に掲載されています。
塩には免疫促進作用があることを示唆する研究もあり、以前の研究では他の事実が言われていました。例えば、動物実験では、皮膚寄生虫によるいくつかの感染症は塩分の豊富な食物を与えると治癒がより速くなるという実験データもあるようです。
しかし、今回のこのボン大学の研究では、塩が人の免疫システム全体に良い影響を与えるという結論は必ずしも正しくないと述べています。
血中や他の臓器の塩分濃度は比較的一定に保たれているため、過剰な塩分摂取は腎臓によって直接濾過され排泄されます。この際腎臓は塩化ナトリウムセンサーを使用します。
しかし、これは塩分が排泄されることを保証するだけではなく、いわゆるグルココルチコイドもその過程で体内に蓄積されます。
グルココルチコイドは、白血球のグループに属する顆粒球(骨髄系の細胞の一つで殺菌作用のある成分)
の機能を阻害します。顆粒球は細菌を攻撃するため、僕たちの体、特に免疫系にとってとても重要です。顆粒球が期待どおりに機能しない場合、感染症が長引いたり悪化したりすることがあります。
そこで塩分が多すぎると人体の免疫システムも阻害されるかどうかを確認するために、科学者たちは被験者を使って≪1日に6gの塩※を追加で摂取する≫という調査を行った結果、わずか1週間で被験者の血中の顆粒球が細菌に対処する能力が著しく低下することが明らかになりました。
※ファーストフードの食事【ハンバーガー×2+フライドポテト×2
】に含まれる量とほぼ同じ量。
厚生労働省が定めている日本人の食事摂取基準(2015年版)では、男性8g未満、女性7g未満を1日の目標塩分摂取量としています。ちなみにドイツ栄養学会が推奨しているのは6gです。しかし、日本人もドイツ人も平均して10g以上の塩分を摂取していると言われています。
世界保健機関(WHO)が推奨している1日の塩分摂取目安量は5gだそうです。これはスプーン小さじ1杯分の量です…う~ん…確実にそれ以上取ってる気がする(^-^;
以上が今回塩分の過剰摂取によって僕たちの身体に起こる事を、研究データを元にまとめてみました。
実際、塩分過剰摂取が身体にどのように影響しているのか実感することは難しいと思いますが、これから暑くなり必ず塩分は必要になります。無理に塩分を制限するのではなく、今自分がどれくらい摂取しているのか日頃から食品のパッケージに記載されてある表示の塩分量を注意して見たりすることから始めてみましょう。そして、可能であれば塩分は精製されているもの(塩化ナトリウム)ではなく、天然のミネラル豊富な塩を使ってみましょう。
みなさん、暑い夏をミネラルと共に乗り切っていきましょう!!